「空間」による時間的モニュメント

by けんぞー

2025 年へ向かう現代、それは日本建築の中で「空間」とい う言葉が現れてから 1 世紀を迎える時である。多様化する 文化と優れた技術によって時代と共に様々な建築プログラ ムが生み出され、「空間」を意識した新しい建築が考えられ てきた。しかし建造物を語る際、「建築」と「空間」という 言語をまるで同次元・近似的に扱う状況が少なくないこと に違和感を感じる。そんな疑問を抱きつつ迎える万博は、 建築史的な節目としても「空間」について純粋に考えてみ るいい機会ではないだろうか。純粋な考えとは、文化とか 技術とか機能といった柵から開放された裸の空間に思いを 馳せること。初心にもどるとか、白紙に戻すといった態度 である。そうした態度で究極の抽象を目指した画家・マレー ヴィチを私淑し、彼の作品である「white onwhite」に代表 される脱色をテーマに、今回のパビリオンを提案する。

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