私達WAKAZOはこれからこの社会を掻き分けて進んでいかなければならない。WAKAZO達には自らの手で障害を切り拓き自らの世界を作って欲しいと。SENPAI達にはあの頃の日々を思い出して欲しいと。この様な願いを込めて全体が把握できず、自分の好きな方向へ掻き分け進んでいける空間を透明曲面のパビリオンに綿を充填するということで表現した。側面の透明の部分に関しては仮設性、運搬性を考慮しポリカーボネートによる曲面ユニットを繋ぎ合せて形作っている。これにより様々な形に変えることが可能であるし、重ね合わせ楽に運搬することができる。それぞれの展示スペースに関しては外躯でも調節可能であるが、内部の綿を詰めて固めたり移動させることによっても可能である。空間を設定しても来る人によってその空間は大きくも小さくもなる。もしかすると無くなってしまうかもしれない。WAKAZOと同じで無限大の可能性を秘めているのだ。
沖林拓実
素敵なアイデアですね。
萬喜亮太
いえいえ(^^)沖林さんもすごいステキなアイデアです(^^)